Q:符頭変更ツールを適用しても符頭が変更されません。タブ譜でキャラクタの選択が正常にできないこともあります。
A:変更したい要素を含む小節の空白部分をクリックしてください。この動作により、その小節にて該当ツールが正常に機能するようになります。
道具箱パレットのツールを使用する場合、その機能が作用する箇所を指定するために、ハンドル(小さな四角マーク)を選択する必要があります。
符頭変更ツールなど一部のツールでは、1回の操作につき操作することができる小節は1つだけです。しかし、ページ表示からスクロール表示に切り替えると、そのツールが本来作用する小節数に関わらず、画面上のすべての要素でハンドルが表示される場合があります。この状態では、ハンドルを選択してツールを操作しても作用しなくなります。
(タブ譜を含む場合、〔キャラクタの選択〕ダイアログボックスの内容が五線とタブ譜で入れ替わってしまうように見えることがありますが、これは直前の操作で選んだ五線の〔キャラクタの選択〕ダイアログボックスが表示され続けているためで、この逆も起こり得ます。)
この問題はMac版のFinale 26.3、27.0、27.1で複数の五線を持つ楽譜を作成した際に、道具箱ツールの多くにて発生することが確認されていますが、いずれも上記でご紹介した小節の空白部分をクリックする操作により、問題を避けることができます。
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道具箱ツールのハンドルが表示されない(Finale 26.2以前、macOS11以降)