公式のリリースノートは、ヘルプ>「リリースノートを表示」でご覧ください。
このページは、以前よりFender Studio Proをご利用の方を対象として記載しています。
詳細な操作方法についてはマニュアルなどをご参照ください。
8.1 への無償アップデートの対象は、Fender Studio Pro の MyFender への登録が 2025年6月9日 22:00〜のプロダクトキーをお持ちの方となります。
詳細はこちらをご覧ください。
1.Vocal Tune プラグイン
Vocal のリアルタイムピッチ補正を可能にするプラグインが付属しました。
「Corerction」でかかり具合、「Vibrato」で音の揺れを残す量を、「Formant Shift」で共鳴周波数を変更し、喉の太さを変えたような声にもできます。
⤴️ Fender Studio Pro 8.2 では Vocal Tune もバージョンアップ!スケールの追従や、Low Latencyモードを搭載しました。
このプラグインは通常でもレーテンシー 12msec 未満です。8.2 の Low Latency モードでは、ほとんどの場合 3ms 未満に抑えられ(環境により異なる場合があります)、ライブなどでのリアルタイムのピッチ補正用途として使いやすくなりました。
2.生成AIツール Moises との連携
ギターやドラムなどを生成できる生成AIツール、Moises を Fender Studio Pro のアレンジビューとブラウザから使用できるようになりました。
Q. Moisesの学習対象は安全に使用できますか?
A. フルライセンスされた安全なデータを使用しています。詳しくはこちら
Q. Moises は参照するユーザーのデータを学習対象にしますか?
A. ユーザーのデータを学習することはありません。詳しくはこちらのページのFAQをご参照ください。
👍Fender Studio Pro ユーザーには、次の特別プランが無償で提供されます。
最大月60分の生成をお楽しみください。
- ステム分割・・・・月10回
- AI ステム生成・・・120クレジット(最大60分相当)
- AI ボイス変換・・・月5回
▶️インストール方法および Fender Studio Pro 専用のプランの使用方法はこちら。
このプランの利用には、必ず Fender Studio Pro を通じてアカウントを作成する必要があります。
既存のアカウントは使用できません。
3.サウンド・バリエーションの向上
ストリングスのレガートなどのアタックの立ち上がりが遅い音に対して、ミリ秒単位で音の始まるタイミングを調整することができるようになりました。アンサンブルのアインザッツや、音の立ち上がりをビートに揃えることがスピーディに行えるようになります。
「アタック補正」で入力した数値分、プレイバック時に早めに発音するようになります。
⤴️ Fender Studio Pro 8.2 ではサウンドバリエーションが「ノートベース」と「指示ベース」の2レーンになり便利になりました。
💡スコアの音楽記号によりサウンドバリエーションを変更することもできます。
4.スコア・エディターのアップデート
リピート記号がアレンジエディタに反復として反映されるようになりました。
リピート記号を使うと、リピート分の演奏が共有コピーとしてアレンジエディタに反映されます。
共有コピーはイベント左下のアイコンで識別できます。
共有コピーのイベントには、左下に次のようなマークがつきます。
💡共有コピーはドラムパートなど、通常のイベントでも便利に活用できます。
通常イベントの複製は選択した状態で「D」を押すと複製できますが、「Shift+D」で共有コピーを作成できます。リピート記号は、この以前からある共有コピーと同じ状態となります。
🗒️拍子記号、調号、テンポなどのグローバルトラックの情報をスコアから一括して変更できるようになりました。変拍子の作曲
この機能は曲の途中での変更にも対応しますので、変拍子の作曲などでも使いやすいものとなります。
🗒️譜面に入力したリタルダンド、アッチェレランドが演奏情報に反映されるようになりました。
🗒️コード入力もコードトラックに反映するようになりました。また、コード入力についてもリピート記号の反映が有効です。
🗒️「レイアウト」>「小節の上限」で、1行あたりの小節数が制限できるようになりました。パート譜などの視認性を高めます。
🗒️パートごとにコードダイアグラム表示ができるようになりました。
ギターパートで有効です。
🗒️ゴーストノート(グレイスノート)の入力ができるようになりました。
5.オーディオイベントのピッチカーブ
イベント内の「ゲインカーブ」でボリュームのコントロールができていましたが、「ピッチカーブ」によって、ピッチも書けるようになりました。
若干のピッチ補正や、エフェクティブなピッチダウンなども可能です。
6.AIベースのステム分割の速度/精度の向上
ステム分割の速度と精度が向上しました。
⤴️ Fender Studio Pro 8.2 ではステム分割に「ギター」「ピアノ」が追加され、6パートの分割が可能になりました。
7.AIベースのオーディオ/ノート変換の向上
オーディオトラックから、MIDI データを作成できる機能の精度が向上しました。
ドラムに変換する「ドラムを抽出」音程のある楽器に変換する「音符を抽出」の2つのアルゴリズムがあります。
💡事前にステム分割を行っておくとより最適な変換ができる可能性があります。
8.ブラウザーが更新されワークスペースが効率化
ブラウザのタブが「インストゥルメント」などの文字からアイコンになりました。
以前は特に日本語の場合において同時に表示できるタブの数が増えました。
右クリックからの「カスタマイズ」では、さらに表示をよく使う機能だけに絞ることができます。
9.Dolby Atmos®ヘッドフォン・パーソナライゼーションに対応
Sonarworks Sound ID Tools app で作成したHRTFファイルの読み込みに対応しました。
パーソナライズしたバイノーラルモニタリングが可能になります。
10.共有バーチャル・インストゥルメント・セット
劇伴などで複数のセッション(.song)を作業する際に、ストリングスセクションやドラムなど、大容量のサンプルを異なるセッションで使っていると、セッションを切り替える度にサンプルのロード時間が発生していました。
セッション個別に起動する「インストゥルメント」に対し、「共有インストゥルメント・セット」は常に読み込まれた状態を維持しますので、こうしたセッション間の切り替え時間を短縮できます。
使い方はF3キーでコンソールのインストゥルメントを表示した状態で、下にある「インストゥルメントセットを表示」のアイコンをクリックしてください。そこに「+」マーク、または右のブラウザからドラッグすることでインストゥルメント・セット」を作成可能です。
11.CV Instrumentにモジュレーションが追加
⚠️CV Instrument は、CV/Gate で制御するアナログシンセサイザーと、DCカップリングに対応したオーディオインターフェイスが必要です。それらがない場合は、このインストゥルメントから音が出ることはありません。
CV Instrument に、2基のLFOとADSRエンベロープジェネレーターが搭載されました。
これによりアナログシンセサイザーをモジュラーシンセのように拡張できます。LFOはBPMシンクも可能で、従来のようにアナログだけではできなかった表現も可能になりました。
12.マニュアルを熟読したAIチャット、Studio Assistant
⚠️現在 Fender Studio Pro + メンバーシップのみ利用可能なベータ版です。
アプリケーションに組み込みでマニュアルを熟知したAIチャットが利用可能です。
😌Fender Studio Pro はユーザーの楽曲のデータなどを学習することはありません。
Fender のAI活用ポリシーは、こちらのページの「FenderのAI」をご参照ください。
13.トランスポートバーの位置のカスタマイズ
ディスプレイの状況によって役立つオプションです。トランスポート部を左/中央/右に揃えることができるようになりました。
💡「カスタマイズ」では第2トランスポートコントロールやキー、トランスポーズなどの表示/非表示など、ご利用状況に合わせて細かいカスタマイズが可能です。
💡Studio One で表示されていた第2トランスポートコントロールは、Fender Studio Pro はデフォルトでは非表示になっています。
💡第2トランスポートコントロールにあった早送りと巻き戻しは、テンキーの「+」と「ー」でも実行可能です。
14.トラックプリセットを更新
ブラスセクションやボコーダーなど、複数のトラックとインサートされたプラグインをまとめて記憶できるのが「トラックプリセット」です。
例えばブラスセクションのトラックプリセットを呼び出すことにより、トランペット2本とトロンボーンを一度に呼び出すことなどが可能です。
セッション(.song)自体もテンプレートを作成して快適にできますが、あらゆるセッションで例えば「ストリングスを足そう」となった時に、よく使う音色のセッティングなどを直ちにリコールできる便利な機能です。
今まではトラックプリセットは新規保存しかできませんでしたが、Fender Studio Pro 8.1 では変更を「トラックプリセットを更新」から上書き保存できるようになりました。
※新規に作成したプリセットについて有効です。付属しているプリセットは更新できませんので、その場合は「トラックプリセットを保存」で新しく作成してください。
15.コードのオーディオプレビュー
コードセレクターで再生ボタンを押すと、そのコードがどのような響きであるのかの確認が可能になりました。コードを入力する前の確認として使用できます。