すでにバージョン4をご利用の状態で、バージョン5の試用や、新しいバージョンへ環境を移行する場合、現在ご利用のバージョン4とは別にバージョン5をダウンロード、インストールを行っていただけます。各種設定やPhonebooksなどはバージョンごとに別管理となっておりますので、それぞれ干渉することはありません。したがって同じ設定を使用する場合には手動での移行が必要となります。
バージョン4のアクティベーションコードを使用してバージョン5のアクティベーションが可能です。従いまして、アップグレード料金などはかかりません。
このマニュアルではバージョン4の設定のバージョン5への移管方法やバージョンによる違いを紹介します。
アクティベーション
LUCI STUDIO 5を起動すると「Activation License」ダイアログが表示されます。
バージョン4(Luci Studio setup.exe)を起動して最初のページの「Activation code:」をコピーして
バージョン5の「Activation License」ダイアログの「Activation code」の欄に貼り付けます。
その他必要事項をすべて入力して「Register」をクリックして「Registered !」のメッセージが表示されるまでお待ちください。完了後有効なインスタンスの数やプラグインのライセンスを確認できます。
Phonebook
「Phonebook」ファイルはLUCI STUDIO 5と互換性があります。ファイルのバックアップコピーをLUCI STUDIO 5でロード、またはバージョン4からエクスポートが可能です。
「LuciStudioSetup.exe」で「ExportStationList(* .csv)」を選択します。表示されるダイアログにて保存先を指定しファイルの保存を行います。 例えば「ドキュメント」フォルダを指定してファイル名を「LS4Stations」などと設定して「保存」を押します。
次に、LUCI STUDIO 5で、メインメニューから「Add Phonebook」と「From a file」を選択します。
表示されるダイアログにて上記で保存した「LS4Stations」を開いてLUCI STUDIO5ステーションリストにインポートします。
設定(Settings)
その他の設定は手動で設定情報を移行する必要があります。
「Luci Studio 4 setup」で各種設定、値を確認し、LUCI STUDIO 5で設定を行います。
次の表を参照し設定情報の移行をお試しください。
Luci Studio 4 setting |
LUCI STUDIO 5 setting |
New Project Select folder+name |
Default Recording location/Choose File to record to |
Stations 1 |
Select Station.. / Add/Edit Station.. |
Stations 2 |
Options -> Defaults ->Phonebook |
RTP/UDP -> jitter buffer |
Edit Station -> jitter/dyn. jitter buffer |
RTP/UDP -> SIP RTP port |
Options -> SIP -> RTP port |
SIP -> defaults |
Options -> SIP -> Identity |
I/O |
Select Audio I/O.. |
Options |
Options -> General |
Options -> instances licensed |
About -> Licensed Instances |
Options -> Logging level |
Options -> Defaults -> Logging level |
Options -> network interface |
Options -> General -> Network Interface |
(注)Luci Studio4のすべての設定がLUCISTUDIO 5に実装されているわけではありません。移行されていない設定がLUCIの使用に不可欠な場合は、LUCI STUDIO5をニーズに合わせて改善できるようにお知らせください。