2021年4月26日現在
PreSonus製のUSBオーディオ、MIDIインターフェイスやコントローラーはクラスコンプライアントで動作します。macOS同様にiPad Pro、iPad、iPad Air、iPad Mini、iPod Touch、iPhoneと直接接続して、オーディオ/MIDIのレコーディングが可能です。
iOS/iPadOSでは2チャンネル以上の入出力がサポートされます。使用するアプリケーションによってはオーディオインターフェイスの入出力をフルで活用することができます。
Lightning接続のiOSデバイス、USB-C接続のiPhone 5 SE、iPad、iPod Touchに対応しています。
iPadやiPhoneでレコーディングを行う際、メモリー容量やバッテリー電力、接続するアダプターの種類等、様々な要素に影響を受けます。また、接続方法は使用するデバイスによって異なります。
バスパワー駆動のインターフェイス、コントローラー:
・AudioBox USB
・AudioBox USB 96
・AudioBox iOne / iTwo
・AudioBox 22VSL
・AudioBox Go
・Revelator USB Microphone
・Studio 24/c
・Studio 26/c
・ATOM
・ATOM SQ
外部電源の必要なインターフェイス、コントローラー:
・StudioLive Series III Mixers (コンソール/ラック)*
・StudioLive AR/c series mixers
・Studio 1824c
・Studio 1810c
・Studio 68c
・Studio 192
・Studio 192 Mobile
・ioStation24c
・AudioBox 44VSL
・FaderPort 8/16
・FaderPort 2018
・FaderPort Classic
iOS/iPadOSデバイスにはドライバーをインストールすることができません。そのため、次の製品はiOS/iPadOSデバイスでの使用はサポートされませんが、同一ネットワークに接続した状態でUniversal Controlを使用してiPadからのリモートコントロールは可能です。
・Quantum series Thunderbolt interfaces
・StudioLive AI digital mixers
・StudioLive Classic (1394) mixers
StudioLiveシリーズIIIミキサーや、電源アダプター等の外部電源を必要とするUSBオーディオインターフェイス、MIDIコントローラーは、iOS/iPadOSデバイスと接続するためにUSB-Lightning to USBカメラアダプターが必要になります。
このアダプターを経由してiOS/iPadOSデバイスを充電することはできませんのでご注意ください。
デバイスを充電しながらインターフェイスを使用する場合には、電源供給可能はLightning to USB3 カメラアダプターを使用する必要があります。
バスパワーのインターフェイスやMIDIコントローラーとiPad ProにUSB電源アダプターからLightning to USB 3カメラアダプターに電力を供給することで、さらに汎用性が広がります。
このカメラアダプターには、次の電源と接続するために必要な電源パススルーのUSBポートが搭載されています。
Apple純正のUSB電源アダプターには、このページに記載されている種類があります。古いIPhoneに付属していた5Wのタイプでは、端末の充電とインターフェイスへの給電には電力が足りないことがありますので、ご注意ください。
・5V-1Aアダプター(iPhoneに付属)
・10w USB電源アダプター(iPadに付属していた旧タイプ)
・12w USB電源アダプター(現行のApple製品に付属)
新しいモデルのiPad ProではUSB-Cの接続が採用されています。iPad Pro 11インチ(第1、第2世代)、iPad Pro 12.9インチ(第3、第4世代)、iPad Air (第 4 世代以降) https://support.apple.com/ja-jp/HT209186
これらの新しいモデルではiPadから直接インターフェイスに給電することが可能ですが、カメラアダプターを使用することを推奨します。Appleからは電源パススルー、USB A、HDMIを搭載したUSB-C Digital AV Multiportアダプタもリリースされています。
電源アダプターを使用した接続例:
外出先や現場でコンセントから電源を取ることができない場合には、モバイルバッテリーを使用してAudioBox USB 96、Studio 24c/26c、Revelator USBマイク等のバスパワーのインターフェイスに給電することも可能です。バッテリーは2600mAh以上の容量が強く推奨されます。Revelatorに関しては10000mAh以上を推奨します。また、使用状況によってバッテリーの消費は異なります。予備のバッテリーの用意が必要なこともあります。
モバイルバッテリーを使用した接続例:
Notes:
- 接続方法によってはUSBハブが必要になることもあります。その場合にはセルフパワーのUSB2.0、3.0ハブをお使いください。
- 第3世代iPad Pro上でAuria Pro DAWとFaderPort 8、1824cを使用する場合、Insignia USB 3.0 4-ポートハブは安定しないという報告がされています。Aukey CB-H18 USB 3.0で使用することで安定動作を確認しました。
- iOS/iPadOSバージョンなど、使用するアプリケーションのシステム要件、動作環境を必ず確認してください。
- アプリケーションによって、対応しているサンプルレートは異なります。アプリケーションの仕様を必ず確認してください。
- Capture for iOS(フルバージョン)は、AudioBox iOne / iTwo向けに開発されたステレオミックスのみ対応のアプリケーションです。iPadに対応しているオーディオインターフェイスであれば使用することが可能ですが、ステレオ以上のアウトプットが必要な場合には、他のアプリケーションを使用してください。
既知の問題
- StudioLiveシリーズIIIは64x64 USB2.0構成をサポートします。これによってiPad上のWave Machine LabsのAuria Proやn-Track Studioなど、その他DAWアプリがクラッシュすることがあります。PreSonusとアプリの開発元は共同で問題の解決に努めています。
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- UPDATE: 5/11/2021
- Wave Machine Labsの報告では、シリーズIIIは現在のベージョンでは24x24として認識されるようになっています。
- N-Trackからの報告では現在のバージョンでは64インプット、48アウトプットで認識され、クラッシュは修正されました。
- UPDATE: 5/11/2021
- AudioBox 1818VSL はインプットとして動作しますが、アウトプットとしては認識されません。Studio 1824c、またはStudio 192を使用してください。
- iPadでAudioBox i-シリーズ使用中にiPad が充電されない
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