ファクトリーリセット(工場出荷時に戻す)は、ミキサー上の全てのユーザーデーターを削除し、工場出荷時のデフォルト設定にリセットするための最速かつ簡単な方法です。現在インストールされているファームウェアのバージョンはそのまま保持され、以前のバージョンには戻りません。デフォルト状態にリセットされるのは、ミキサーの設定およびパラメーターのみとなります。
注意: StudioLive シリーズ III ラックミキサーに関してはこちらをご確認ください。
ファクトリーリセットの実行
1.)ファクトリーリセットではミキサーで作成、変更、保存してあるシーン、プリセットを含むミキサー内のすべてのユーザーデーターが削除されます。これらのシーンやプリセットをなどを残しておきたい場合には、UCSurface経由でコンピュータに保存を行う必要があります。
保存の手順はこちら:
Universal Controlを使用してStudio Liveをバックアップ、復元するには
2.)ミキサーを工場出荷時に戻すには、「FX」ボタン(「MASTER CONTROL」セクションの「Home」ボタンの横)を押しながらミキサーの電源を入れます。液晶画面に「PreSonus」のスプラッシュ画面が表示されたらボタンから指を離します。
すべてのユーザーデータの削除、デフォルトシーン、プリセットの再書き込みを含め、ミキサーを工場出荷時設定に戻すため、起動に少し時間がかかります。
注意:ファームウェア1.4.12465以降では、ファクトリーリセットを実行する際に、ミキサーにSDカードが挿入されている場合、自動的にユーザーデータをSDカード内の以下の階層にバックアップします。(/a/Presonus/)そのため、ファクトリセットにこれまでより時間がかかってしまいますのでご了承ください。こちらはテクニカルサポートの際などのトラブルシューティングツールとして用意されています。トラブルの際などサポートから提出を依頼している場合以外は削除していただいて問題ありません。
起動が完了するとユーザーデータがクリアされた状態となります。
この時点でバックアップしてあるシーンやプリセットを、UCSurfaceを使用して再度ロードし直すことができます。
以下のページが元の記事となっております。
https://support.presonus.com/hc/en-us/articles/115002810486
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こちらの記事に関してその他不明点がございましたら、以下の窓口からお問い合わせください。
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