Q: 起動時に「オーディオエンジン・エラー」「エラーコード:7」と表示されます。また、プレイバックを実行できません。(カーソルが止まったまま再生開始しない。)
A: まずは、現在ご利用のFinaleまたはPrintMusicが各バージョンの最新(最終)版までアップデートされていることを確認します。また、他にオーディオデバイスを使用するアプリケーションが起動している場合には終了させてください。
上記で解決しない場合、オーディオのドライバが正しく読み込めていない状態になっている可能性があります。これには複数の原因が考えられますが、下記の順で設定をご確認ください。
1.WindowsOSにて、マイクが無効になっていないことを確認
1−1.Windows 11の場合
Windowsのスタートアイコンを右クリックして現れるメニューから「設定」を開きます。
「プライバシーとセキュリティ>マイク」を選択します。
「アプリがマイクにアクセスできるようにする」および、「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」が「オフ」になっている場合には「オン」に切り替えます。
1−2.Windows 10の場合
Windowsのスタートメニューから「設定」(歯車のアイコン)を開きます。
「プライバシー」を開き、左側の「マイク」を選択します。
「アプリがマイクにアクセスできるようにする」および、「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」が「オフ」になっている場合には「オン」に切り替えます。
この状態でFinaleを起動して動作をご確認ください。
2.Finale上で異なるオーディオ・ドライバを選択
「MIDI/Audio」メニュー>「デバイスのセットアップ」>「オーディオ設定」を開きます。
(※Finaleにて「オーディオ設定」ダイアログを開くことができない場合、後述する(4)の対象方法を確認してください。)
「オーディオドライバ」の項目にて現在選択されているドライバとは異なるドライバを選択します。
「オーディオ・チェック」を実行しテスト音が出たらファイルを開きプレイバックをお試しください。
*環境によってドライバの種類による相性が異なる場合があります。多くの場合「ASIO」で問題がある場合には「DirectSound」をお試しください。
PrintMusicでは機能制限につきオーディオドライバの変更を行うことはできません。
以下の記事で紹介している方法で編集をお試しください。
3.オーディオデバイスのドライバが最新状態となっていることを確認
詳細に関してはご利用のPCのメーカー様に、現在インストールされているドライバよりも新しいドライバが提供されているか、また、今回適用されたWindowsアップデート自体およびそれを適用することによる既存デバイスへの影響について情報があるかどうかをご確認ください。
*ご利用のハードウェアによってはWindows 10のアップデート後に新しいドライバが必要となり場合があるようです。
4.「オーディオ設定」ダイアログを開くことができない場合
Finaleが、ReWireのスレイブ状態で起動している可能性があります。
「MIDI/Audio」メニュー>「デバイスのセットアップ」>「ReWireのリセット」が選択できる状態になっている場合には、ReWireのスレイブ状態で起動しています。
こちらに該当する場合には、「ReWireのリセット」を選択し、Finaleを再起動して動作を確認します。
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もし上記で解決できない問題がありましたら、以下の専門窓口にお問い合わせください。
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