こちらはスマートホン、ラップトップPCを使用している記者などが外にいる場合に、スタジオにライブ配信してそのまま放送を行う場合などによくあるケースです。
スタジオに独自の固定のIPアドレスがあって、社内でwebサーバーを持っている場合もあります。LUCI LIVEはスマートホンやラップトップPCでライブ寄稿者、スタジオのサーバーとしてLUCI STUDIOを使用するように構成、設定する必要があります。
最初にUDPのポート(通常5010)がLUCI STUDIOが起動しているPCに転送されることを確認する必要があります。(ライブ・サーバーと呼びます。)こちらはポート80を使用してWebサーバーのトラフィックをWebサーバーに転送する場合と同じです。 ポートの転送に関する詳細はこちらなどでご確認ください。また、ご利用の環境によって設定などが異なりますので詳しくはご利用のネットワークの管理者までご相談ください。こちらはLUCIナレッジページ上の「RTP受信ストリームのためのUDPポート転送」のページとなります。
LUCI STUDIOのセットアップ
下の図のようにデーターポートを指定するだけです。
*IPアドレスやURLは入力しないように注意してください。
*ポート番号の前にコロンを忘れないようにします。
こうすることで、LUCI STUDIOは着信するストリームを待つ状態となり、有効なストリーミングを受信すると、ストリームの発信元のIPアドレスとポートへの送信が開始されます。
この手法は一般的に「シンメトリックRTP」と呼ばれています。
「options...」>「General」の「Auto Connect on Startup」を有効にすることで起動と同時に受信待機状態にすることが可能です。また、OSのスタートアップに設定することでPCの起動の際に自動的に起動し、接続開始することもできます。
LUCI LIVE の設定(現場側)
スタジオのパブリックIPアドレスを指定する必要があります。
(ルーターの管理画面から確認するか、whatsmyip.orgでの確認も可能です。)
または、図のようにDNSを使用してIPアドレスをダイナミックドメインネームで指定することも可能です。
アンテナのボタンをクリックして、着信するストリームを受信できる待機状態にします。
続いてLUCI LIVEを起動して先にMICボタンをクリックして有効にしてオーディオのレベルを確認したうえで、アンテナボタンをクリックして通信を開始します。