IPアドレスを持ったPC上でLUCI LIVEを実行している想定での解説となります。
例:LUCI STUDIO IP(192.168.1.100) LUCI LIVE IP (192.168.1.102)
LUCI LIVE
LUCI LIVE側 (at 192.168.1.102) ではポートに5010、接続先を192.168.1.100とするように設定します。また、IPアドレスの代わりにネットワーク上のPCの名称で指定することも可能です。
例えば接続先のPCが「intcomp1」という名称の場合には、「intcomp1:5010」と設定することも可能です。ネットワークがDHCPサーバーを使用している場合には、コンピュータ名での指定も接続に有効な設定です。
LUCI STUDIO
LUCI STUDIO側 (at 192.168.1.100)では5010ポートを経由して着信するストリームを受け取ります。
下の画像のようにサーバー名称、アドレスは入力せずポートのみを指定します。ポート番号の前に「:」コロンを忘れないよう注意してください。こうすることで、LUCI STUDIOは着信するストリームを待つ状態となり、有効なストリーミングを受信すると、ストリームの発信元のIPアドレスとポートへの送信が開始されます。この手法は一般的に「シンメトリックRTP」と呼ばれています。
アンテナのボタンをクリックして、着信するストリームを受信できる待機状態にします。
続いてLUCI LIVEを起動して先にMICボタンをクリックして有効にしてオーディオのレベルを確認したうえで、アンテナボタンをクリックして通信を開始します。